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2022.08.24|HUSニュースアーカイブス

#027[道内唯一]1982(昭和57)年5月、教員が学会最高の栄誉である「功績賞」を受賞

1982(昭和57)年5月、北海道工業大学 電気工学科(現 北海道科学大学 電気電子工学科)の松本 正教授が、社団法人電子通信学会(現 一般社団法人電子通信学会)より同会最高の栄誉である「功績賞」を受賞しました。

この年の受賞者は3名。そのうち道内の受賞者は松本教授ただ一人でした。

 

 

松本教授は北海道大学名誉教授を経た後、1979(昭和54)年に北海道工業大学 電気工学科の主任教授に就任しました。

1981(昭和56)年には、電波行政に大きな貢献をした功績により郵政大臣から「功労賞」が表彰されました。

 

 

翌1982(昭和57)年5月、郵政省電波技術審議会委員や日本学術審会議会員を務めるなど電子通信の分野における功績を称え、社団法人電子通信学会(現 一般社団法人電子通信学会)より同会最高の栄誉である「功績賞」を受賞しました。

 

また、学校法人北海道尚志学園(現 学校法人北海道科学大学)の理事および北海道工業大学の学長に就任した1984(昭和59)年には、長きに渡り産業教育の振興に尽力した多大な功績により文部大臣により表彰されています。

 

  左:松本正学長 右:緑川林造前学長

 

その後、1986(昭和61)年4月には既設5学科(機械、経営、電気、土木、建築各工学科)に加え、応用電子工学科を開設し、更に1990(平成2)年4月には大学院工学研究科の設置を実現し、電気工学、応用電子工学、建築工学の修士課程3専攻を開設させました。

 

 

真摯に教育と向き合い、学生や教員から慕われる存在であった松本教授の人柄は、1989(平成元)年4月に発行された道工大ニュースレターの学生との対談企画での「卒業生は年々様々な社会経験を経て、光輝く存在になっていきます。学生や卒業生は大学にとっても宝であり、財産なのです。」という言葉からも伺うことができます。
 

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