2019年12月15日(日)、北海道科学大学において、2019年度 地震総合訓練を実施しました。
この訓練は、看護学科の久賀久美子准教授が代表を務める+PITプロジェクト「Make a Safe area(MaSa)」が、工学系及び医療系の学科を有する本学において、要支援者にも対応可能な避難所づくりを目指し企画したものです。
当日は、冬期休業中の平日に、札幌市において震度6強の地震が発生し、電気・水道・ガスが停止し、市の基幹避難所に指定されている本学体育館に地域住民15名が避難したという想定で訓練が行われました。
避難所開設、運営・避難者の受入れ・炊き出し・非常食体験を複数の学科の学生・所属の教職員が訓練しました。
教職員・学生が協力し、避難者の受け入れを行いました。
メインアリーナでは看護学科の学生が、避難した地域住民の血圧測定を行いました。
また、サブアリーナを救護エリアとして開放し、段ボールベッドを設置しました。
さらには、体育館屋外にて炊き出し訓練を実施し、避難者に豚汁とアルファ米を提供しました。
今回は、時間配分や各自の役割などを細かく設定せずに、臨機応変に対応するという「ブラインド型訓練」を行いました。教職員間の連携が円滑にとれなかったり、物品の準備に手間取ったりと様々な問題点がありましたが、今後に向けて実りある訓練となりました。
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