2021年5月12日(水)、T型フォードの「エンジン整備」を本学E棟のHUSプラザで行いました。
前回の整備(2020年10月28日)において、エンジンヘッドを脱着した際、エンジンヘッドを固定する15本のボルトのうち1本がスタッドボルト化されていることが判明しました。今後の整備性を考慮し、今回はこの1本を通常のボルトに変更する作業を行いました。
早速作業に取り掛かりましたが、このスタッドボルトはインチ規格のものであるため市販のスタッドボルト脱着ツールが使用できないほか、古いグリスによる固着がひどく作業が難航しました。メンバー間で協力して作業を進め、最後にはなんとかレンチを使用して脱着することができました。
そのほか、各部のガスケットに欠損や劣化が見受けられるため、これらについても新しくパーツを購入する手続きを進めています。
次回以降は、燃料系・吸気系の整備と始動確認、スイッチパネルの交換などを行っていく予定です。